最終更新日:2024.10.25
公開日:2024.10.25
- #基礎知識
食品3PLサービスとは
はじめに
物流業務を行うためには、倉庫やトラックだけではなく、人材の確保や管理システム等と多くのことが必要となります。物流業務を自社ですべて担うことは難しい場合が多いです。そのような問題を解決するために、専門的な物流業務のノウハウをもつ3PL(サードパーティーロジスティクス)が広く浸透しています。この物流業務形態は、国土交通省も推進しておりコスト削減、業務効率化として多くの企業からも注目されています。
3PLとは
3PLはサードパーティーロジスティクスの略称です。倉庫での食品保管・在庫管理・輸送だけではなく、受発注→入庫・保管・在庫管理→ピッキング・仕分け→出庫・配送などの物流業務を一括してアウトソーシングできるサービスのことです。
3PLのメリット
1.自社で倉庫やトラックを保有する必要がない
物流業務を自社で一から構築する場合、多額な投資が必要となります。3PLを活用すれば自前で用意する必要はなく、更には専門的なノウハウを多く持っているのでコストや業務の管理も効率的になります。
2.物流コストを削減できる
食品物流は、倉庫やトラックなどの維持管理だけではなく厳密な温度管理、賞味期限の管理等と多くの細かい業務があります。自社で構築するよりも既にノウハウを持っている3PLであれば、低コストで物流業務の管理が可能になります。3PLサービスによっては共同配送網があるので自社便と比較して配送コストを節約することも可能です。
3.事務作業の負担を軽減できる
食品3PLサービスでは、食材の受発注・検品から賞味期限の登録、食品の保管、在庫管理、店別のピッキングや伝票発行、店舗への配送までワンストップで請け負ってくれます。
そのため、自社で複数の物流業者を管理する必要はないので事務作業も大幅に削減されます。
まとめ
食品物流に対応する3PLサービスは複数あるので、自社で展開する地域をカバーしているか必要な業務の請負が可能かどうかを事前に確認しましょう。Robowareは、食品物流事業者様を支える仕分けロボットを提供しているサービスです。物流事業者様がより効率的で生産性の高い業務を実現できるようサポートしています。
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