最終更新日:2025.10.20
公開日:2025.10.20
- #レポート
【セミナーレポート】フードディストリビューション展2025
概要
2025年10月に開催された、フードディストリビューション展で弊社CEO櫻井がセミナーへ登壇いたしました。そのセミナー内容の一部を解説いたします。
【展示会 概要】
期間:2025年10月15日(水)〜17日(金)
場所:東京ビッグサイト 東ホール
内容:食品物流の物流設備・機器・部品・システムサービスなどが集う専門展示会。その他4つの食品に関わるテーマで同時開催をしています。
公式ウェブサイト:https://www.food-exhibition.info/fd/
【セミナー概要】
セミナー会場:D会場
テーマ:食品物流におけるロボットの利活用とこれから
講師:株式会社IHI物流産業システム 伊藤様
Gaussy株式会社 櫻井
講演内容
IHI様とRobowareで共同の登壇セミナーでした。Robowareの登壇テーマは 「事例から学ぶ。ロボット活用で変わる食品物流。」 国内で多くの食品に関わる物流の自動化を手掛けてきたからこそお話できるリアルな内容です。
【講演内容】
・食品業界を取り巻く環境
・事例から学ぶ。ロボット活用※実際の現場の様子を投影
・持続可能な物流のために備えること
・Robowareサービスについて
この構成の一部を本記事で紹介をしていきます。
食品業界を取り巻く環境
食品業界を取り巻く環境として、大きな課題は「人手不足」や「2030年問題」と言われる「人」にまつわることが多くあります。人手不足に関しては、食品業界だけではなく多くの業界で深刻化しています。
▼セミナー資料の一部
直近で気になる話題としては「最低賃金の上昇」物価高に対して賃金の上昇が追いついていないという見方もありますが、実際には既に賃金上昇は始まっています。特に「物流作業」に伴う平均時給は、他の産業と比較しても早くも高騰しています。
データが示す通り、人手不足と賃金上昇は避けられない事実です。現状はスポットワーカーに頼ることができても近い将来は頼ることも難しくなってくることがわかります。
「人」は必ず必要ですが、この先の生産性や企業の利益拡大のために中長期的な設備投資、今回の場合「物流ロボット」が一つの解決策であるとRobowareは考えています。
事例から学ぶ。ロボット活用
「仕分け作業時間を従来の3分の1に」
吉田海運ロジソリューションズ株式会社様の事例。Robowareの立体型仕分けロボット「オムニソーター」を導入頂いた企業です。
福岡県に物流倉庫を運営しており、関東や関西と比較して「人」が集まりにくいこと、今後更に人が集まりにくいことを想定して2022年にロボットを導入。スーパーマーケット向けの冷凍食品仕分けに活用し、作業効率化だけではなく誤仕分けがなくなり仕分け精度向上で顧客から高い評価を頂いているとのことでした。
このようにロボットは、作業を効率化するだけではなく付随する業務や前後工程にもプラスの影響を与えることが可能です。
実際の現場の様子を動画でご覧いただけます↓
持続可能な物流のために備えること
自動化を進めるためには、各立場で気になる点や課題について社内で抽出し、共有をすることです。
経営側と現場側で「気になる点」は若干異なってきます。課題と感じていることを共通の認識にすること、それを解決できる外部のロボットパートナーがどのようにサポートしてくれるか、費用対効果にあったロボットの導入を進めていくことがポイントです。
Robowareサービスについて
Robowareはお客様にあった最適な倉庫自動化をご提供するサービスです。『倉庫ロボット』『ソフトウェア』『カスタマーサクセス』を三位一体 で、稟議作成から業務設計・運用サポート・メンテナンスをワンストップで提供いたします。
自動化に詳しくなくても、お客様に寄り添ったきめ細やかなバックアップ体制が整っています。
料金体系も、レンタルプランと購入プランの2つがあり、お客様の計画にあわせたプランのご提案が可能です。Robowareで取扱いをしていない他社のロボットや自動化全般についての相談も可能です。まずは課題抽出のお手伝いができましたら幸いです。お問い合わせはこちらにて受け付けております。
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